2002年6月28日金曜日

巻き絹草


可愛いいでしょ
巻き絹草のミニです
わずか直径3センチの小さな鉢に植わってます

うちのかみさんも、この巻き絹草を持っていますが
9号の仕立て鉢に、山のごとくに生茂っています

あれでは盆栽とはいえない
単なる鉢植え(別段、鉢植えと盆栽との優劣をいっているのではありませんよ)
盆栽を目指すなら、植物美だけでなく
鉢との調和を考えて、雰囲気を演出したいものです(かみさんには言わない、ここだけの話)

こうしましょう
二つ並んだ巻き絹草の、どちらが草もの盆栽として見どころがあるか
掲示板にカキコしてください

向かって右か左か
あなたは、どっちが好きですか?
その理由もね
難しく考えなくともいいです
”素直に”です

2002年6月23日日曜日

山つた

山つたの葉に二種類あります
同じもの?
別の種類?

わたしは長年、次のように認識していました

両方とも同じ樹種(山のつた)であり
下の写真の、切れ込みが深く、やや小さめの葉は
山に自生している状態でいうと、根元のほうであり

蔓が伸びていくにしたがって、上の写真のように
切れ込みが浅く、照りがあり、やや大きめの葉になる

つまり、木の元と伸びた先の方は、葉の形が違うということです

根拠は、昔若い頃に、野山から自生のつたを採取して仕立てている大先輩から教わったからです



ところが最近になって、ある同業者が
両者はまったく別のものだといわれ
はて?と長年信じていたことが揺らぎ始めました

というのは、その同業者もかなりの盆栽界の権威であったからです



さて、困りました
おまけに、拓どんという方が画像つき掲示板に
ご自慢の山つたの写真を貼り付けました
そのつたの講評もしてあげねばなりません

真実を見極めねばと一念発起
規則違反を承知で、近所の自然公園の山に侵入しました
探すこと1時間あまり
杉の木に絡み付いている山つたを見つけました

観察すると、私が信じていたとおり
同じものです
元の方は下の写真のような小さい切れ込んでいる葉で、先に行くにしたがって
上のような切れ込みの浅い照り葉になっていました

これで一安心、間違いなし!

みなさんにもご報告しておきます

2002年6月18日火曜日

W杯

なんとも日本中が盛り上がってますね

下馬評をみごと覆して、決勝トーナメント進出の快挙です

私が子供のころからなじんできたスポーツは、野球と相撲に代表されます
学校の休み時間といえば、野球と相撲でした

息子が中学でバスケット部へ入ったときは、なぜ野球部じゃないんだと
少々落胆した記憶があります

その息子が中学二年のとき、全米学生選抜が来日したのを
代々木体育館へ二人で観にいきました
NBAのドラフトの上位にランク入り有望な選手が大勢いましたね

サッカーに関しては、Jリーグ発足当時から、一試合をまるまるテレビ観戦したこともありません
若い商売仲間に、FW、MF、DFの職務分担やオフサイドの意味を教わりました
さすがにGKは知ってましたよ

あるとき息子が「僕ね、友達の間で、ヒデと似てるっていわれるんだよ」というじゃありませんか
「ナカダヒデか?」
「違うよ、ナカタだよ!」

ヘーッ、ナカタね、なーるほど、ナカダでもナカタでもたいした違いはネエじゃんか
ふだんからろくな日本語を使っちゃいないくせに
くだらないところで親の言葉をとがめるんだな

でも、よくよく息子の顔を眺めると
髪型こそ違え、面長な顔の輪郭線、細い目、鼻の形などよく似ています
ミーハーかあちゃんは、大喜び!
ばかいっちゃいけないよ!
喜ぶほどの色男かい、オレの若いときと比べたら、まるっきり月とスッポンじゃねーか
中田英寿がイタリアへ移籍する前後の頃でした

そんなこんなで以前からのナカタヒデファンの下地に
新たなにわかベッカムファンという病が加わり
重篤サッカー病になってしまったかみさんと二人で、テレビ観戦
こちらもにわか解説者、疲れるねー

我が家のW杯風景でした
今日は対トルコ戦、応援します、にわかサポーター

2002年6月15日土曜日

講習会風景

この春先に、隣県の茨城県の龍ヶ崎市の
ある公民館の副館長さんから電話をもらいました
公民館の成人学級で盆栽講座を企画している
ついては講師を頼みたいということです

インターネットで検索した結果
盆栽屋.comに白羽の矢があたったんです

ちょっと迷いましたが、熱心で率直な話し振りに好感をもてたこと
また、講師のあてがまるでない、ということの二点で
引き受けることにしました

6月13日の午前10時からが、約束の第一回の講習日です
閑静な新興の住宅街に白い真新しい公民館です

デジカメを持っていってよかった!

9人の方が受講申し込みされたそうですが
なんと、全員女性なんです
これにはびっくり、こんな講習は生まれて初めてです
平日なので定年組みのおじさん相手とばかり思ってました
これは予想外でした
(写真を見てください、若い娘さんが写ってますね)

メンバーは
おそらく私の娘(30歳)より下と思われる女性が3人
中年の方が5人と
うれしいことに90歳のおばあちゃんが参加
計9名

この若い方は自前の教材をお持ちになっています
盆栽が大好きなんだそうです

皐月の苗を5寸の仕立て鉢に植えて(本式)
剪定して、水やり、肥料、消毒などの管理を講義

今度は9月です
そのときに持ち寄って、花芽がついているかどうか?
楽しみです
作業は熱を帯びて30分の延長戦となりました
カリキュラムは3回で完了の予定ですが
例え人数は少なくとも、女性がだけの盆栽講座とは
感心しました

2002年1月13日日曜日

黒松古葉取り

時期 葉が固まった11月下旬から翌年の3月中旬まで

目的は盆栽の完成度によってことなりますが
古葉を取ることにより日光と風通しをよくし、新葉の成長を促します
同時に新葉の数と芽数を調整し、各枝のバランスのよい生育を目指します

鑑賞上からも培養的にも非常に大切な作業です
    

まだ若さの残る黒松ですが、幹筋、枝順の整った姿のいい木です
培養上も各枝の勢いも均衡が取れています

この場合は古葉を取るだけで充分です


大きな盆栽ではピンセット抜きますが
小品の場合はハサミを使って葉の元を2~3ミリ残しで切ります
小枝を傷めないためと、隠れた胴吹き芽を守るためです


根気よくていねいに一芽ずつ処理していきます


樹冠と向かって右半分が終わりました
左はこれからです


すべて完了
半完成の上の写真と見比べてください


拡大図
古葉のついた状態


古葉を切って新葉のみにした状態

2002年1月9日水曜日

黒松だらけ



正月の4日の夜に「盆栽を買い取って下さい」との話が入りました
しかも翌5日の正午が交渉の時間だというんです

盆栽屋にとって「売ってください」という話は嬉しいことは勿論のことですが
「買って下さい」もかなり嬉しい話なんです

急な話でも、このチャンスを逃す手はない!
他の約束をキャンセルしてチャレンジ!



小品黒松が100鉢、中品と大品が50鉢、その他の樹種の小品が50鉢
幸い正月休み中の同業の友人(大型車つき)に応援を頼んで、その夜には我が家へ運搬完了
持つべきものはいい友達ですね(こんなときだけ感激・現金男)
それにしても疲れました~ッ!

今日まで駐車場に降ろしっぱなしになっていたのを
やっと大小の区別をつけて棚に載せました
狭い我が家の棚は、黒松だらけです~ッ
今日も疲れました~ッ!

明日はABCのランクを識別しなければなりません
盆栽屋って肉体労働きついんですよ

今日は早く寝ます

2001年9月16日日曜日

水石ミニ講座

山形の石です
産地は京都の加茂川です
白いところがやや紅色が見えませんか?
【加茂の紅流し】といい、有名な石質です
険しい山で、形もいいでしょ
水石趣味は石の姿を、山、滝、島、湖、家、人物や動物などにたとえて
それを鑑賞するんです

今日は台座の扱い方の話をしましょう
台は紫檀や黒檀、カリンなどの硬い木で作るのが上等です
専門の台師と呼ばれる人がいます
石の姿を引き立てるために、姿に合わせて削って作るんです
高度な技が必要ですね

台座に石をはめ込むとき、このように上からやってはいけません
いっぺんにはまらないときに、台を傷つけます
グリグリと押し込む人がいますが、厳禁ですよ!

石を逆さにして、そこへ台をそっとのせます

決まりのところにはまったら、やや力を入れて押さえます

ほら、ぴったり決まったでしょ
名人の作ったものは、空に浮かしても落ちません!
ゆすったって大丈夫!
接着剤なんてついてませんよ
以上水石の台座の扱いのミニ講座でした
水石趣味の方は少数派だけど、やってみると面白いですよ
京都などの名園を訪れても、一味違った鑑賞の仕方ができるようになるでしょう